グループ概要
グループ概要
 近年、原子力科学や放射線科学の研究分野の発展には、物質や人体内における放射線の挙動を計算機で解析するシミュレーション技術が必要不可欠となっております。私たちのグループでは、放射線挙動計算コードの開発やその信頼性を向上させる研究を進めております。また、この計算コードを工学、理学及び医学の様々な分野の研究に応用しております。
 さらに、放射線に対する安全の確保において、重要な指標となる被ばく線量を評価する手法の研究開発を進めております。その中で、平成23年3月に東京電力福島第一原子力発電所で発生した事故に対し、長期にわたる被ばく線量の評価及び低減に役立てることを目的とした研究開発にも取り組んでいます。
最新トピックス
最新トピックス
グループの名称が変更されました (2015/04/01)
 当グループの名称が放射線防護研究グループから放射線挙動解析研究グループに変更となりました。
JNST Most Popular Article Awardを受賞 (2015/03/21)
 佐藤達彦研究主幹が筆頭著者として2013年に発表した下記の論文がJournal of Nuclear Science and Technology (JNST) Most Popular Article Awardを受賞しました。この賞は、2013年にJNST誌に掲載された論文の中で特にダウンロード数の多かった論文に与えられる賞です。

T. Sato, K. Niita, N. Matsuda, S. Hashimoto, Y. Iwamoto, S. Noda, T. Ogawa, H. Iwase, H. Nakashima, T. Fukahori, K. Okumura, T. Kai, S. Chiba, T. Furuta and L. Sihver,
Particle and Heavy Ion Transport Code System PHITS, Version 2.52,
J. Nucl. Sci. Technol. 50:9, 913-923 (2013)
[->JNSTのダウンロードサイトへ]
CT撮影における患者の被ばく線量評価システム(WAZA-ARIv2)を本格運用 (2015/01/30)
放射線挙動解析研究グループでは、放射線医学総合研究所、大分県立看護科学大学との共同研究により各医療機関でのCT撮影条件の設定に役立つCT線量評価システムWAZA-ARIv2 [http://waza-ari.nirs.go.jp/waza_ari_v2_1/]を開発し、平成26年1月30日より本格運用を開始しました。WAZA-ARIv2では、試験運用版のWAZA-ARIに対して患者の年齢や体型をより綿密に考慮して線量を計算する機能等を追加しており、医療機関における患者の被ばく線量の低減や管理に活用すること等が可能になりました。
[->詳細]
土壌に分布した放射性セシウムに対する線量換算係数を計算 (2014/08/05)
福島第一原子力発電所事故に伴う中長期的な被ばく線量評価では、放射性セシウム(Cs-134及びCs-137)から放出されるガンマ線による被ばく線量を正しく知ることが重要となります。私たちは、土壌中の放射性セシウムによる外部被ばくに対して、年齢別(新生児、1歳、5歳、10歳、15歳、成人)に実効線量を評価するための線量換算係数を、環境中の放射線輸送及び線量評価に関する最新のモデルを用いて国内で初めて計算しました。得られたデータは、レポート(JAEA-Research 2014-017)として公開しました。ここに示されたデータは、土壌に分布する放射性セシウムに対する公衆の外部被ばく線量評価に役立つことが期待されます。
[->レポート]
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Last modified: April, 2015. (Since: October, 2005.)