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    ステンレス鋼の粒界腐食に及ぼすリンの影響

    再処理施設設備用ステンレス鋼材料は不純物元素が金属の結晶粒界に偏析することにより耐食性が劣化することが知られていました。中でもリンはきわめて微量(数百ppm程度)存在するだけでステンレス耐食性を劣化させることが知られていましたが、ごく微量であるため電子顕微鏡でもその検出は困難でした。当グループでは3次元アトムブローブを用いることで、リンの微小領域における濃縮を検出し、粒界の耐食性に大きな影響を及ぼすことを明らかにしました。


    SUS310ステンレス鋼の粒界腐食形態

    3次元アトムブローブによる310ステンレス鋼の粒界P分布

    【参考文献】A. Komatsu, T. Motooka, M. Makino, K. Nogiwa, F. Ueno, and M. Yamamoto, Zairyo-to-Kankyo, 63 (2014), 98.