原子力基礎工学研究センターの研究成果が、国連科学委員会(UNSCEAR)による東京電力福島第一原子力発電所事故の環境影響及び被ばく線量の評価に利用されました。
(2014.04.10)

原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による環境影響、公衆及び発電所作業者の被ばく線量、健康影響等に関する評価結果を取りまとめた報告書を2014年4月2日に公表しました(UNSCEAR 2013 REPORT Vol. I SOURCES, EFFECTS AND RISKS OF IONIZING RADIATION)。これらの評価の中で、事故時の原子炉内の放射性物質の推定量、大気及び海洋に放出された放射性物質の放出量のデータには、原子力基礎工学研究センター環境動態研究グループ核変換システム開発グループにおける研究成果として、学術誌等で公表された8編の論文のデータが利用されました。特に、大気中に放出された放射性物質の放出量データは、大気拡散シミュレーションにより、測定データがない地点の放射性物質の濃度分布、それに基づく被ばく線量評価に活用されました。


ネイチャーアジア・パシフィックで注目論文として紹介
(2013.02.14)

ネイチャーの電子ジャーナルScientific Reportsに掲載された論文「Retention of potentially mobile radiocesium in forest surface soils affected by the Fukushima nuclear accident(福島原子力発電所事故の影響を受けた森林表土における潜在的に移動しやすい放射性セシウムの保持)」(2012年12月19日掲載)が、ネイチャー アジア・パシフィックのWebサイトで注目論文として紹介されました。


海底堆積物中の放射性セシウム濃度の変動要因を解明
(2012.11.16)

環境動態研究グループでは、2011年6月から約1年半にわたって茨城県北部沿岸で実施した海洋調査に基づき、東京電力福島第一原子力発電所事故に由来する放射性セシウムの海底堆積物中で沈着状況や挙動について結果をまとめました。詳細はこちらをご覧ください。


公開ワークショップ「福島第一原子力発電所事故による環境放出と拡散プロセスの再構築」の開催について(2012.02.06)

福島第一原子力発電所事故による放射性物質の環境放出量推移の評価と拡散プロセスの再構築に向けて、国内の環境関係の専門家が議論を行う原子力機構主催の公開ワークショップを開催します。詳細はこちらをご覧ください。


東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に放出された放射性物質の拡散シミュレーションの動画。(2011.11.11)

環境動態研究グループでは、開発中の包括的放射性物質動態予測システムSPEEDI-MP(SPEEDI Multi-model Package)を用いて、福島第一原子力発電所から大気及び海洋に放出された放射性物質の拡散シミュレーションを実施し、解析結果を発表してきました。今回、それらの解析結果に基づき作成した動画をまとめました。こちらをご覧ください。


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WSPEEDIによる中部・関東・東北地方でのCs137の大気降下の試算結果を公開 (2011.09.06)

中部・関東・東北を含む東日本におけるCs137の広域拡散と大気降下について4月末までの試算を行い、厚生労働省(8月31日プレス発表)、茨城県(9月2日:詳細はこちらをご覧ください。)、原子力委員会(9月6日)に、その結果を提供した。特に、原子力委員会への報告では、4月末までの降下量に加えて、日々の大気降下のプロセスの解明も含めた報告を行っている(詳細はこちらをご覧ください)。


汚染土壌の除染領域と線量低減効果についての検討結果の公開 (2011.07.27)

放射性物質による環境汚染の回復対策に資するため、いくつかの代表的な広さの土地を対象に、粒子・重イオン輸送計算コードPHITSを用いて、汚染土壌の除染領域と線量低減効果(除染前後の線量率比)の関係について、検討を行いました。検討結果の詳細はこちらをご覧ください。


WSPEEDIを用いた全国の被ばく線量試算(2011.06.15)

東京電力福島第一原子力発電所事故発生後2ヶ月間の日本全国の被ばく線量を世界版SPEEDI(Worldwide version of SPEEDI)を用いて、暫定的に試算しました。詳細はこちらをご覧ください。(6月18日改)


3月15日〜16日の線量上昇プロセスを解析(2011.06.13)

原子力機構は、東京電力福島第一原発から大量の放射性物質の放出があったと推定される3月15日〜16日の線量上昇プロセスを解析しました。詳細はこちらをご覧ください。


「福島第一原子力発電所事故に関する緊急シンポジウム」発表資料

高橋史明主任研究員が「チェルノブイリ発電所事故による環境修復」に関して報告した資料が、日本原子力学会ホームページ「福島第一原子力発電所事故に関する緊急シンポジウム」発表資料の一部として掲載されています。


福島第一原子力発電所内汚染水処理技術基礎データ集

北海道大学、東北大学、東京工業大学、京都大学、九州大学、日本原子力研究開発機構の原子力学会有志メンバーによる「福島第一原子力発電所内汚染水処理技術のための基礎データ集」が日本原子力学会バックエンド部会のホームページ上で2011/4/15に公開されました。


放射性ヨウ素とセシウムの大気放出量を試算推定(2011.04.12)

原子力安全委員会に協力して、福島第1原子力発電所の事故で大気環境に放出された放射性ヨウ素とセシウムの量の推定を行ってきました。結果は日 本原子力学会欧文誌に掲載されました。詳細はこちらをご覧ください。


日本原子力学会プレスリリース「福島第一原発内の汚染水処理に役立つデータ収集」(2011.04.07)

原子力学会有志活動の中で福島第一原子力発電所における汚染水処理に役立つ無機吸着材へのセシウム、ヨウ素等の吸着データを取得しました。