グループの研究内容
CT診断における患者の線量評価
我が国におけるCT診断の人口当たりの検査数、装置台数は世界的に見ても、最大の規模となっております。
そこで、CT診断における患者の線量を最適化し、国全体での線量を把握するため、
国内で医療被ばくに関する研究開発を進める大学や研究機関との共同研究により、CT診断による線量評価に関する研究開発を進めています。
これまでの研究により、医療現場で利用可能なWAZA-ARIv2を開発し、量子技術研究開発機構・放射線医学総合研究所のサーバーにおいて運用しております。
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WAZA-ARI-v2の操作画面
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WAZA-ARIv2を用いて評価した体格が異なる日本人モデルの肝臓線量
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研究成果に関係するリンク
WAZA-ARIv2ホームページ
各医療機関でのCT撮影条件の設定に役立つWAZA-ARIv2の本格運用を開始(2015年1月プレス発表)
関連論文
[1] F. Takahashi et al, Health Physics, 109, 104-112 (2015).
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