グループの研究内容
α核医学治療における線量評価
短い飛程で高いエネルギーを放出するα線を用いた標的核医学治療(TAT)は、
高い治療効果と低い副作用を兼ね備えた新しいがん治療方法として社会の大きな注目を集めています。
しかし、治療法の確立で必要とされる線量評価システムとして、X線治療など従来の放射線治療で使われてきたシステムはTATには、その開発が望まれていました。
そこで、私どもは、大阪大学などと協力して、 PHITSを用いて吸収線量分布を計算するTAT用の線量評価システムの開発を進めました。
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研究成果に関係するリンク
患者の個性を反映したα線核医学治療の線量評価が可能に(2021年1月プレス発表)
関連論文
[1] T. Sato et.al. , EJNMMI Physics, 8, Article number 4 (2021).
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