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令和5年度理事長表彰受賞

核変換システム開発グループの岩元大樹研究主幹、他3名(核破砕中性子測定研究グループ)が、京都大学固定磁場強収束(FFAG)加速器を用いたADS標的材の中性子測定研究の功績に対して、令和5年度理事長表彰を受賞しました。

私たちが研究開発を進めている加速器駆動システムでは、高エネルギーの陽子ビームを標的に照射して出てくる核破砕中性子を利用します。この中性子のエネルギー・空間分布などの性質を調べるために、京都大学のFFAG陽子加速器を用いて、ADSの標的材に陽子ビームを照射し、核破砕中性子の詳細なデータを取得しました。得られたデータをもとに、ADSの設計に用いられる核反応モデルの精度検証を行いました。

(岩元)