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群分離技術開発グループにおける研究開発



次世代の燃料再処理、高速増殖炉やADSのための核燃料サイクル、さらには革新的核燃料サイクルの技術開発・実用化のための技術基盤の強化を目標とし、合わせて、再処理の安全性向上、コスト低減、また長半減期核種の分離変換による廃棄物処分の合理化を目ざし、ウランやプルトニウムだけでなくネプツニウムやアメリシウムなどのマイナーアクチノイドや核分裂生成物を効率的に分離する新しい分離プロセスの技術開発を進めています。

アクチノイド元素の基礎化学的研究を進めると共に、新抽出剤や新吸着剤の創製を行い、これらの成果をもとに、使用済燃料、プルトニウム、マイナーアクチノイド、様々な放射性同位元素を取り扱い可能な研究設備を活用して、色々な分離法要素技術の開発に取り組んでいます。

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(図の説明)
アメリシウム(Am)と新開発の抽出剤テトラオクチルジグリコールアミド(TODGA)との錯体。TODGAが3つの酸素(赤)が3価アメリシウムと強く結合する。

再処理プロセス化学・ハンドブック 第3版 再処理プロセス・化学ハンドブックは2001年に第1版、2008年に第2版が刊行され、これまでに多くの技術者、研究者に利用されてきました。2015年に第3版を完成させ機構Webサイト上で公開しています。

溶媒抽出プロセス解析コード(PARCコード)の開発 上記ハンドブックと同時並行でプロセス解析のためのコード開発を進めてきました。TBPを抽出剤とする基本バージョンはRISTより入手が可能となっています。

研究テーマ 1 説明 

研究テーマ 2 説明 

研究テーマ 3 説明