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CDE: 除染効果評価システム

Calculation system for Decontamination Effect



除染効果評価システム(CDE)は、学校等の公共施設、民家、農地または森林等を含む広範囲の領域を対象とした除染計画の立案に役立てるため、除染計画に基づいて実施される除染の前後の空間線量率を推定評価し、除染による線量率の低減効果を評価するシステムです。自治体等において比較的広範囲にわたって除染作業を計画立案する方を支援する目的で開発しました。

本システムは、Excelファイルの操作にある程度習熟された方の使用を前提としています。また、集落を対象とした大規模除染の計画立案のための支援システムであり、個人宅単位では精度が低下することにご注意ください(FAQ)。

  • 本システムの概要および線量計算手法については、リンク先の資料をご覧ください。(PDF)
  • 頻繁に尋ねられる質問とその回答集をFAQに公開しています。お問い合わせの前にご覧下さい。
  • 本システムの基本操作の習得のため、チュートリアル(PDF) を作成しました。リンク先より資料をご覧いただけます。また、チュートリアルで使用した画像データやインプットデータは、ダウンロードパッケージにも同梱されています。
  • 下記リンクより、本システムのデモ動画をダウンロードできます。

CDEデモ動画(WMV形式, 20MB)


除染効果評価システム

除染効果評価システムの実行に必要な環境は下に示す通りです。
  • OS: Windows 7 32/64bit
          Windows Vista 32/64bit
          Windows XP SP3
  • Ofiice2007以降(要Excel)
  • .NET Framework 4.0
  • Acrobat Reader (取扱説明書の閲覧のため)

  • すべてのバージョンのWindowsにて、.NET Framework 4.0が必要です。ご使用のPCにインストールされていない場合は、Microsoftのホームページよりダウンロードしてインストールしてください。
  • 本システムをダウンロードする前に、ダウンロード先のPCが、上記環境であることを、必ず、ご確認下さい。

除染効果評価システムは、本ホームページからダウンロードすることができます。


お知らせ及び更新情報


2013.11.29

バージョン2.11を公開。GPSデータの読み込みにバグがあったため修正しました。GPS機能を使用される方はバージョン2.11以降をご使用ください。


2013.11.29

「ご意見窓口」からメールが送信できない不具合を修正しました。ご迷惑おかけしました。


2013.05.07

バージョン2.10を公開。「汚染密度」の入力において、単位に「μSv/h (1cm)」もしくは「μSv/h (100cm)」を選択した場合に、「汚染密度測定日」におけるCs-134とCs-137の放射能強度比を考慮して表面汚染密度(単位「Bq/cm2」)に換算するよう改良しました。本バージョンの利用により、中長期的な線量評価の精度向上が期待されます。詳細は取扱説明書の2ページを参照下さい。


2012.06.20

CDEのダウンロードパッケージに、チュートリアルを同梱しました。また、取扱説明書を改訂しました。


2012.06.20

CDEの概要および線量計算手法についてまとめた「JAEA-Research 2012-020(Draft)」を公開しました。また、CDEの操作方法について解説した「チュートリアル」も公開しました。


2012.04.27

アンケートにご協力いただきありがとうございました。頂いたご意見を参考にマニュアルをアップデートしました。また、バージョン2.03を公開しました。「地形データ分布」にて拡大縮小操作を行った際に、背景画像が追従しない問題を解決しました。なお、64bit版では問題が残りますが、一旦別のシートに移ってから戻れば、背景画像の縮尺が追従します。詳しくはFAQをご覧ください。


2012.02.02

バージョン2.02を公開。「GPS参照(ポイント値)」を使用する際に、「5x5m」以外のメッシュサイズも利用できるようになりました。バージョン2.01をお使いの方は、「CDE_Engine2.exe」のみの更新でもバージョン2.02の機能が使えるようになります。


2012.01.30

バージョン2.01を公開。「GPSによる緯度経度情報付き線量データの読み込み機能」及び「覆土を考慮した線量計算機能」を追加しました。これに伴い取扱説明書も更新しています。旧バージョンからの移行方法も解説しました。


2011.12.14

バージョン1.07を公開。「斜面効果」の判定にバグがありましたので修正しました。以前のバージョンをお使いの方は、更新をお願いします。バージョン1.06をお使いの方は、「CDE_Engine.exe」のみの更新でも正常に動作します。


2011.12.01

CDEに付属する取扱説明書を更新しました。CDEで利用するために、インターネット上の地図サイトから地形画像データを取得する方法についての解説などを加えています。


2011.12.01

バージョン1.06を公開。バージョン1.04及びそれ以前のものは、放射性核種の放出日から「汚染密度測定日」および「線量を評価する日」までの、日数の算出にバグがあることが判明しました。このバグは、空間線量率の評価結果に影響を及ぼします。

以前のバージョンをお使いの方は、バージョン1.06に至急更新をお願いします。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。


2011.11.29

CDEデモ動画(WMV形式, 20MB)を公開しました。


2011.11.22

バージョン1.04を公開。メッシュ数を190x190以上に増やすと異常終了するバグを修正しました。


2011.11.04

バージョン1.02を公開。Windows XPでの動作不良に対応しました。.NET Framework4.0のインストールされたWindows XP, Vista, 7にて正常動作することを確認しています。ご迷惑おかけしました。


2011.11.04

除染効果評価システムの入力情報として必要な「除染係数」の決定に役立つ情報が記載された「除染カタログVer1.0」が、日本原子力学会クリーンアップ分科会から公開されました。入力データ作成の際に、ご参考ください。
http://www.aesj.or.jp/information/fnpp201103/chousacom/cu/catalog_ver1.0_20111024.pdf


2011.11.02

バージョン1.01を公開。Windows XPでの実行時に発生するバグに対応しました。XPで実行される際は、SP3にアップグレードした後、.NET Framework4.0および2.0(両方必要です)をインストールしてください。


2011.11.02

Windows XPにおいて動作不良が報告されています。現在、対策中ですので、しばらくお待ちください。ご迷惑をおかけします。なお、Windows Vista及び7では動作確認が取れています。


2011.11.02

除染効果評価システム CDE バージョン1.00を公開。

ダウンロードの手順


除染効果評価システムは利用規約への同意のもとダウンロードすることができますが、事前にメールによる利用申請が必要です。下のボタンより必要情報を記載したメールをお送りください。連絡先のメールアドレスとしてフリーメールは使用できません。頂いた情報はプライバシーポリシーに従い利用されます。利用申請された後、ダウンロードに必要なIDとパスワードを発行します。なお、申請件数が多い場合、その処理のために、IDとパスワードを発行するまでに時間を要する場合があります。また、IDとパスワードの発行は基本的に平日に行われます。ご了承ください。

利用申請メールを送る


既に利用申請が完了しIDとパスワードを入手された方は、下のボタンよりダウンロードページへお進みください。
*IDとパスワードは、休日を除いて、即日もしくは翌日に発行しています。3日以上経っても返信のない場合は、メールアドレスの誤記入などにより、連絡がついていない可能性があります。お手数をおかけしますが、再度ご申請ください。

ダウンロードページ




ご意見窓口


除染効果評価システムについてご意見がございましたら、下のボタンよりメールにてご連絡ください。開発の参考にさせていただきます。また、多く寄せられたご意見に対しては、FAQに随時追加いたします。

ご不明な点がございましたら、お問い合わせの前にまず、FAQをご覧ください。動作不良等に関しても、FAQに記載がある場合がありますので、まず、FAQをご覧いただくことをおすすめします。


ご意見メールを送る


除染効果評価システムに関するよくある質問と回答


Q1:  本システムは、どのような人が利用することを想定していますか?

A1:  本システムは、除染方法や除染範囲によって空間線量率がどのように低減するかを評価します。したがって、自治体等において、除染作業の開始に先立ち、具体的な除染方法や除染範囲などを検討して、被ばく線量を効率的に低減するための作業手順などを計画立案する方を想定しています。

Q2:  本システムはどの程度の広さの除染を対象にしているのでしょうか?

A2:  本システムは、約100m四方より大きな除染範囲の計画に適したシステムです。

Q3:  本システムは、どのような地域に適用可能なのでしょうか?

A3:  本システムは、山間部や農村等のような人家が散在している地域について、適用可能です。住宅や建物が密集しているような市街地には適していません。

Q4:  個人宅単位で適用できるのでしょうか?

A4:  本システムは、除染領域として約100m四方より大きな範囲を対象としています。したがって、個人宅単位では精度は低下しますが、その箇所での概算値を知ることができます。

Q5:  家屋内の線量は評価できるのですか?

A5:  家屋内の線量評価に必要な家屋での遮蔽効果を考慮していないため、評価値は屋外の空間線量になりますが、家屋内は、屋外に比べて、約0.4倍*の値と言われていることから、家屋内の空間線量率の概算値を知ることができます。 (*飯館村周辺放射能汚染調査チーム(代表今中・京都大学原子炉実験所)による3月28日と29日にかけて飯館村周辺において実施した放射線サーベイ結果の暫定報告より)

Q6:  表面汚染密度の範囲に制限がありますか?

A6:  原理的には、制限範囲はありませんが、約0.5μSv/h以上の比較的汚染密度の高い地域での評価を想定しています。

Q7:  マイクロスポットも考慮できるのでしょうか?

A7:  計算では、最小単位が5m四方であることから、いわゆるマイクロスポットのような小さな箇所のすぐ近くでの線量は計算できませんが、入力の仕方を工夫することでそこから離れたところへの影響は評価できます。

Q8:  計算に必要な入力データは、どのように入手するのでしょうか?

A8:  入力データとして、以下の3種のデータが必要です。

  1. 地形画像ファイル
    たとえば、除染対象領域を100m四方とする場合、除染対象領域周辺の放射性物質からの効果を考慮するために、500m四方以上の範囲を計算対象とすることを推奨します。その範囲のお手元にある地図や航空写真をスキャニング(電子データ化)して作成した画像ファイルを入力データとすることができます。その他に、インターネット上の地図サイト**にて、地図や航空写真を表示・保存することで作成した画像ファイルも利用できます。これらの地図画像を読み込んだ後、その画像を参照しながら、農地、森林等の地形情報を指定していきます。
    (** たとえば、http://denshikokudo.jmc.or.jp/http://portal.cyberjapan.jp/index.html  などがあります。なお、地図サイトを利用される際は、サイト毎に利用規約が異なりますので、ご注意下さい。)

  2. 表面汚染密度データ
    上記 I の地形画像ファイルの範囲に対して、データを準備します。文部科学省が実施した航空機モニタリング(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/)による測定結果を入力データとして使えます。その他に、直接、線量計で測定した結果を入力することも可能です。特に、除染対象区域に対して、除染作業前に実施された線量モニタリングが実施された場合には、その結果を入力することにより、より高い確度の結果を得ることができます。

  3. 除染方法に対応した除染係数
    上記 I の地形画像ファイルの範囲に対して、データを準備します。日本原子力学会 クリーンアップ分科会で検討され、リストアップされた除染方法に対応する除染係数が使えます***。そのほかに、除染方法の向上に伴って除染係数が大きくなる場合には、それに対応した値を入力することができます。

    (*たとえば、

Q9:  評価点から十分離れた位置の汚染土壌まで考慮する必要があるのは、どうしてですか?

A9:  線源から評価点まで直接到達するガンマ線(直達線)は、距離の2乗に逆比例して減少します。その他に、一度上空に上がったガンマ線が上空の空気を構成する原子と衝突し、進行方向が変わることにより評価点に到達する“スカイシャイン”という現象があり、これを考慮する必要があります。汚染が2次元的に広範囲に拡がっているので、これらの効果を考えると、遠くの汚染土壌も決して無視することはできないからです。

Q10: 航空機サーベイによる汚染密度はある幅を持ったカラー表示ですが、システムにはどのように入力しますか?

A10: 航空機サーベイによる測定結果の中で、地表面へのCs-134沈着量及びCs-137沈着量のデータを利用します。対象とする地域のカラーを読み取り、凡例から沈着量(Bq/m2)の範囲を求めます。その範囲の平均値を入力としてください。

Q11: 入力データの作成にはどの位の時間を要しますか?

A11: もっとも時間を要するのは、初めにこのシステムをある地域に適用する場合に必要な、取り込んだ地図情報上に基づいて、計算メッシュ(5m×5m)毎に道路、家屋、水田、畑等の割付を行う作業です。この作業時間は、対象とする区域の大きさや道路や家屋の配置等に依存します。例えば、500m×500mの除染範囲の場合、1〜4時間程度と見込まれます。この時間相違は、道路、家屋、水田、畑等の割付ける領域の詳細さによります。この作業は、同一範囲での除染効果を繰り返し調べる限りは、初めに一度だけやっておけば、後は不要です。

Q12: どうして、Cs-137及びCs-134を対象としたのですか?

A12: 現在、環境を汚染している主たる放射性核種が、Cs-137及びCs-134であるためです。

Q13: Cs-137及びCs-134以外の放射性核種も考慮できますか?

A13: 現在の福島第一による汚染状況ではこの2つの核種だけを考慮すれば良いので、これ以外の核種は考慮していません。しかし、原理的には他の放射性核種でも考慮できます。そのためには、システムの改良が必要です。

Q14: Cs-137とCs-134の半減期が異なるが、計算ではその点を考慮していますか?

A14: はい、考慮しています。具体的には、線量を評価する日を入力することにより、評価日までの間に放射性崩壊によって減少したそれぞれの量の割合を求めています。その結果から、Cs-134とCs-137の半減期を考慮した評価日の空間線量寄与率を求めています。

Q15: 除染方法を変更した場合(すなわち、除染係数が変わった場合)、その効果はどのように分かることができますか?

A15: 除染方法を変更する前と、変更後のそれぞれのケースについて、計算を実施します。その結果の比較から、変更した効果を知ることができます。 因みに、1回の計算時間は数秒程度です。

Q16: このソフトの難点、今後改良していかなければいけない点はどのように考えていますか。

A16: 本システムでは除染対象領域の面積を容易に求めることができるので、それを利用して、汚染除去した土壌等の容積計算ができるような機能の充実化を考えています。

Q17: 利用申請後、IDとパスワードはどのくらいで発行されますか。

A17: IDとパスワードは、休日を除いて、即日もしくは翌日に発行しています。3日以上経っても返信のない場合は、メールアドレスの誤記入などにより、連絡がついていない可能性があります。お手数をおかけしますが、再度ご申請ください。

Q18: 入出力シートに表示される地形画像が2重になるなど、表示が変です。どうしてですか?

A18: 入出力シート上に重ねられた地形画像をキーボードの「Delete」キーやマウス操作によって削除したためだと考えられます。地形画像の表示/非表示を切り替える場合は、操作シートのチェックボックス「入出力シートに画像を重ねる」をクリックすることにより操作して下さい。

Q19: 地形データ表(「設定」シート右のID、汚染密度、除染係数などの表)を他のCDEファイルからコピーしたのですが、CDEが正常に動作してくれません。どうしてですか?

A19: 「設定」シートにある地形データ表内の斜面効果のチェックボックスや汚染密度の単位のラジオボタンがコピーされないためであると考えられます。同シート左上の「1行追加」ボタンをクリックし、コピー元の表と行数を揃えてから地形データ表を貼り付けて下さい。

Q20: 地形データの入力途中に拡大/縮小するとセルと背景がずれてしまいます。どうしてですか?

A20: 一度、他のシートを表示することにより、セルと背景のズレが解消されます。なお、バージョン2.03以降では、この不具合は修正されております。(32bit環境)

Q21: 地形IDはいくつまで登録できますか?

A21: 地形IDは100個まで登録可能です。100個以上登録するとパレット使用時や除染効果計算時に不具合が発生することがありますのでご注意下さい。

Q22: 地形画像を読み込むとファイルサイズが大きくなります。どうしてですか?

A22: CDEの仕様上、地形画像を読み込むとファイルサイズが大きくなる場合があります。具体的には、読み込まれた画像はCDE内部でビットマップ「.bmp」形式に変換され、無圧縮で画像データが保存されます。このため、画素の多いjpeg等の圧縮形式画像を読み込み保存した場合、ファイルサイズが数十MBになることがあります。元画像の画素を減らすことで、ファイルサイズを縮小することが可能です。

Q23: メッシュ毎に表面汚染密度の数値を与えたいのですが、全メッシュ数のIDを作って地形データ分布を作成するのは面倒です。なんとかなりませんか?

A23: 「GPS参照(ポイント値)」の機能を使うことで、IDから独立してメッシュ毎に表面汚染密度を与えることができます。あらかじめ「GPS入力」において、各メッシュに対応する緯度経度とそのメッシュにおける汚染密度のデータベースを作成して利用して下さい



以上

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