事故耐性燃料開発に関するワークショップ資料

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開催日

事故耐性燃料開発に関するワークショップ

  • 2023年12月14日(木)に東京大学および日本原子力研究開発機構主催「事故耐性燃料開発に関するワークショップ」を開催(開催案内はこちら)。


  • ワークショップの概要

    東京電力福島第一原子力発電所では、燃料の溶融が進展して重大事故に至りました。そこで、軽水炉事故時の事象進展を遅らせ、かつ水素発生量を低減することが可能な「事故耐性燃料」の開発が世界的な潮流となっています。カーボンニュートラルへ原子力が確実に貢献していくためには軽水炉の活用が不可欠であり、事故耐性燃料導入の意義は極めて大きいと考えられます。世界の開発状況を鑑みると、米国では2020年代に事故耐性燃料の実用化が予定されています。これらの状況を踏まえ、我が国として総力を結集して、国産の事故耐性燃料の早期実用化を目指し、軽水炉の安全性向上に寄与すべく、関係者が一堂に会する国内での第3回目のワークショップを前回(2022年12月21日開催)に続き開催します。
    事故耐性燃料の開発状況や技術的なトピックスを共有し、今後の開発の進め方について議論


  • 要旨集(2023.12.12公開)

  • イントロダクション 資料

  • 『事故耐性燃料導入への期待』 瀧桐 基皓 氏(経済産業省資源エネルギー庁)


  • 基調講演 資料

  • 『新技術の導入について』 更田 豊志 氏(東京大学大学院)


  • 講演 資料

  • 『国内のATF研究開発概要』 山下 真一郎 氏(原子力研究開発機構)
  • 『ATF開発に向けた基礎研究とその展開』 阿部 弘亨 氏(東京大学大学院)


  • 技術講演 資料

  • 『SiC被覆管/チャンネルボックスの開発』 大脇 理夫 氏(東芝エネルギーシステムズ)
  • 『FeCrAl-ODS被覆管及びSiC被覆管の開発』 土屋 暁之 氏(日立GEニュークリア・エナジー)
  • 『Crコーティング被覆管の実機導入に向けた取り組み』 佐藤 大樹 氏(三菱重工業株式会社)
  • 『新設計燃料の導入に向けた炉心燃料分科会の活動』 村上 望 氏(日本原子力学会標準委員会システム安全専門部会炉心燃料分科会)


  • 総合討論、まとめ、講評 資料

  • 『全体討論』 阿部 弘亨 氏(東京大学大学院)・山下 真一郎 氏(原子力研究開発機構)

  • 開発における基礎基盤と実用の役割、及びそれらの間での研究連携の仕組みや、実装化に向けての事業者関与の重要性が認識され、今後の更なる進展・発展への期待が述べられた。