事故耐性燃料開発に関するワークショップ資料

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開催日

事故耐性燃料開発に関するワークショップ

  • 2024年12月11日(水)に東京大学および日本原子力研究開発機構主催「事故耐性燃料開発に関するワークショップ」を開催(会場:HASEKO-KUMA HALL,開催案内はこちら)。


  • ワークショップの概要

    東京電力福島第一原子力発電所では、燃料の溶融が進展して重大事故に至りました。そこで、軽水炉事故時の事象進展を遅らせ、かつ水素発生量を低減することが可能な「事故耐性燃料」の開発が世界的な潮流となっています。カーボンニュートラルへ原子力が確実に貢献していくためには軽水炉の活用が不可欠であり、事故耐性燃料導入の意義は極めて大きいと考えられます。世界の開発状況を鑑みると、米国では2020年代に事故耐性燃料の実用化が予定されています。これらの状況を踏まえ、我が国として総力を結集して、国産の事故耐性燃料の早期実用化を目指し、軽水炉の安全性向上に寄与すべく、関係者が一堂に会する国内での第4回目のワークショップを前回(2023年12月14日開催)に続き開催します。
    今年度のATFワークショップでは、最新の開発状況を報告し、参加者間でATF導入に向けた議論を行います。


  • 要旨集(2024.12.06公開)

  • 講演 資料

  • 『原子力の活用に向けた安全性向上の取組』 堀井 雄太 氏(経済産業省資源エネルギー庁)
  • 『国内におけるATF開発状況と研究開発概要』 モハマド アフィカ 氏(日本原子力研究開発機構)
  • 『ATFの実現に向けた課題の整理』 阿部 弘亨 氏(東京大学大学院)


  • パネル討論 資料

  • 議題:ATF導入に向けた関係者の連携(プラットフォームの構築)に向けて
  • モデレーター:阿部 弘亨 氏(東京大学)
  • パネリスト:山本 章夫 氏(名古屋大学)、江口 裕 氏(原子力規制庁)、荻田 利幸 氏(関西電力)、佐藤 大樹 氏(三菱重工業)、山下 真一郎 氏(日本原子力研究開発機構)

  • 『事故耐性燃料等の事故時挙動研究(R6-R10)』 江口 裕 氏(原子力規制庁)
  • 『ATF(クロムコーティング被覆管)における期待』 荻田 利幸 氏(関西電力)
  • 『早期実用化に向けたCr コーティング被覆管の開発』 佐藤 大樹 氏(三菱重工業)
  • 『第4回_事故耐性燃料開発に関するワークショップパネル討論用資料』 山下 真一郎 氏(日本原子力研究開発機構)